量子線利活用による産業活性化支援

茨城県内にはJ-PARCや量子科学技術研究開発機構那珂研究所など世界最先端の研究施設が立地しています。
これら最先端の量子線技術を工業・農業・医療等の幅広い分野におけるビジネスの創出に繋げ、本県の産業競争力の強化を図ることが重要となっています。
ひたちなかテクノセンターでは、茨城県より委託を受け、いばらき量子線利活用協議会を設置し、新たな事業展開に意欲のある事業者の幅広い参加を募り、J- PARCの中性子利活用支援や、研究機関の周辺機器受注支援、量子線等を活用した事業化支援やビジネス機会の提供を行うことで、会員企業様の挑戦の加速化を図り、様々な分野における産業振興に繋げてまいります。

主なイベントと支援内容

■総会・講演会

いばらき量子線利活用協議会の活動報告会や技術講演会を行います。

■技術展示会・交流会

展示会・交流会により研究・ビジネスを後押しします。

■ビジネスマッチング会

量子線関連研究機関と連携し、量子線利活用の促進を目的に、いばらき量子線利活用協議会会員企業を対象としたセミナーや個別相談会をビジネスマッチング会として開催します。

■研究機関の周辺機器受注支援

J-PARC等関連入札情報として、茨城県、独立行政法人日本原子力研究開発機構、大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構、量子科学技術研究機構 那珂研究所及び総合科学研究機構東海事業センターの入札情報を、随時、電子メールにて配信しています。

■県内量子線利活用促進事業

いばらき量子線利活用協議会の会員企業がJ-PARCの中性子ビームラインを利用する際に、課題申請、実験遂行、データ解析・解釈、報告書などの作成まで支援します。

■相談窓口の開設

量子線の知識やものづくり技術に精通したコーディネータが量子線の利活用にかかる相談に随時応じています。お気軽にお問い合わせください。