X線は重い原子がないとうまく見えないのに対して、 中性子は水素をもつ水のような物質の測定に役立ちます。
例1)自動車エンジンの内部撮影画像
例2)コンクリート内部における水分移動の観察
例3)中性子線によるグラジオラス中に含まれる水分の観察
中性子線とX線とでは通り抜けやすい物質が違います。 中性子線は水素や炭素などの軽い元素を含んだ物質の観察に適していることから、 機械の中を移動する燃料やオイルの様子、生物中の水分の移動の観察などに利用されています。